ソラニン, チャコニン
- 概要: じゃがいもに含まれる天然毒素 1 2 3
- 症状: 吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなど
- 化学的な情報
- α-ソラニン
- 組成式: C45H73NO15
- 水溶性: 水に溶けにくい
- 分解点: 262-263℃(結晶から液晶に変化) / 285℃(著しく分解)
- ソラニンやチャコニンは、グルコースやガラクトースなどの「糖」と、植物由来の窒素を含んだアルカリ性(塩基性)物質であるソラニジンなどの「アルカロイド」からできている「グリコアルカロイド(糖アルカロイド)」の一種
- α-ソラニン
↓組成のイメージ
flowchart LR;
classDef 糖 fill:#333333;
classDef アルカロイド fill:#fc822b,color:#333333;
subgraph α-ソラニン;
glucose[グルコース]:::糖 --> galactose[ガラクトース]:::糖
rhamnose[ラムノース]:::糖 --> galactose
galactose --> ソラニジン:::アルカロイド
end
subgraph α-チャコニン;
rhamnose-01[ラムノース]:::糖 --> galactose-01[ガラクトース]:::糖
rhamnose-02[ラムノース]:::糖 --> galactose-01
galactose-01 --> ソラニジン-01[ソラニジン]:::アルカロイド
end
1. https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/solanine/solanine/ganyuu/syousai.html ↩
2. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3 ↩
3. https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/potato.html ↩
アミグダリン
- 概要: ビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのバラ科植物の種子に含まれる。青酸配糖体であり、咀嚼、消化の過程で有毒なシアン化物を産生する。同じく植物中に含まれる酵素エムルシンや、ヒトの腸内細菌がもつ酵素β-グルコシダーゼによる分解の働きによる。 4 5 6 7
- 症状: 嘔吐、顔面紅潮、下痢、頭痛等の中毒症状を生じ、多量に摂取すれば意識混濁、昏睡など
- 化学的な情報
- アミグダリン
- 組成式: C20H27NO11
- 水溶性: ?
- 分解点: ?
- アミグダリン
成熟に伴いシアン化水素(青酸)、ベンズアルデヒド(アーモンドや杏仁、ビワ酒に共通する芳香成分)、グルコースに分解され消失するとのこと
4. https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail678.html ↩
5. http://www2.odn.ne.jp/had26900/constituents/about_cyanogenic_glycoside.htm ↩
6. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B0%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%B3 ↩
7. https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/loquat_kernels.html ↩
サポニン
人参や大豆などに含まれるサポニンは安全性が高く健康に良い。場合によっては毒性を持つ。